兼六園となりにあるパワースポット「石浦神社」

石浦神社(いしうらじんじゃ)は、広坂という大きな交差点の角にあって、兼六園の真弓坂口の、すぐ真向かいにある神社です。
石浦神社は、金沢で一番古い神社といわれています。
縁むすび、厄よけ、などにご利益があるとして、多くの人が訪れるパワースポットでもあります。
石浦神社について
石浦神社は、石川県金沢市本多町にあって、広坂という大きな交差点の一角にあります。
石浦神社は、兼六園の真弓坂口・金沢21世紀美術館の向かい、石川県立美術館のとなりにあります。
石浦神社の歴史
石浦神社が作られた経緯は、いくつか説があるようですが、もともとは、「三輪神社」と言われていたそうです。
奈良時代、室町時代、江戸時代と、世の中が動くにつれて、
- 石浦山王
- 地主権現
- 長谷山慈光院
となまえが変わり、石浦神社になったのは明治元年(1868年)のことです。
江戸時代の加賀藩主にも、親しまれていて、2代目の利長(としなが)は社殿をつくり、5代目の綱紀(つなのり)は、安産をお祈りしたようです。
石浦神社は、加賀藩にゆかりある神社と言えそうですね。
石浦神社のごりやく(ご祭神)
石浦神社には、下記のご利益があると言われています。
- 縁むすび
- 厄よけ
- 安産
- 家内安全
石浦神社に祭られている、神さま(ご祭神)は下記のとおりです。
- 大物主大神(おおものぬしのかみ)
- 大山咋大神(おおやまくいのかみ)
- 菊理媛大神(くくりひめのかみ)
- 天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
- 天兒屋根大神(あめのこやねのみこ)
- 市杵島姫大神(いちきしまひめ)
石浦神社にいくと、上の写真のように、ものすごい数のおみくじが、結ばれいてビックリするのですが、お参りしている人が多いことが、わかります
絵馬の小径
兼六園の真弓坂口が、すぐ見えるところに、写真のような、赤いちいさな鳥居が、いくつも並んでいる、場所があります。
このほそい小道は、「絵馬の小径」といわれています。
すし塚
石浦神社の本殿のわきに、すし塚という、大きな石碑があります。
すし塚には、「加賀のすし つやつやと良き 燈下かな」、とあります。
「加賀のすしは、明かりのしたで、つやつやしてる」
おすしに関連した塚のようですね。
湧き水
石浦神社のすし塚のおくに、「御手洗池」という、湧き水があります。
奈良時代の僧で、東大寺をつくったといわれる行基(ぎょうき)が、この地を旅したとき、疲れた足をこの湧き水にいれたところ、すぐに回復したそうです。
ちかくで見ると、よどんた池のように見えますが、湧き水なんですね。
石浦神社から、石川県立美術館ほうめんに向かって坂道を上がると、金澤神社があり、そこにも湧き水がありました。
このあたりは、湧き水がでる場所なのでしょう。
まとめ
- 金沢でいちばん古い神社と言われている
- 縁むすび、厄よけ、安産、交通安全などにご利益がある