
兼六園は、外国人にも人気がある日本有数の庭園で、約11.4ヘクタール、3万4600坪の広大な敷地があります。
そのため、出入口(真弓坂口、桂坂口、蓮池門口、桜ヶ岡口、上坂口、小立野口、随身坂口)が、7つもあります。
最も利用者が多いのは、一番大きな駐車場と食事・お土産処が多数ある、桂坂口です。
また、21世紀美術館が向かいにある、真弓坂口も、利用者が多いです。
では、兼六園の7つの出入口について、詳しく見ていきたいと思います。
真弓坂口について
兼六園の出入口「真弓坂口」は、兼六園が一般に開放された、1874年(明治7年)に開かれた出入口です。真弓坂口は、桂坂口に次いで観光客の利用が多い出入口です。
真弓坂口は、現代美術館・金沢21世紀美術館の向かいにあり、隣には、金沢最古と言われる石浦神社があります。
真弓坂口から、石川県立美術館・石川県立歴史博物館も、徒歩5分以内の場所にあり、観光に便利な出入口です。
真弓坂口の最寄の駐車場は、金沢市役所・美術館駐車場です。金沢市役所・美術館駐車場は、平日の駐車場料金が一番安く、322台収容できる大きな駐車場です。
真弓坂口近くにある兼六園の観光スポットには、瓢池、海石塔、翠滝、時雨亭などがあります。
真弓坂口の最寄りのバス停は、「広坂・21世紀美術館」になります。
※兼六園の出入口「真弓坂口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
桂坂口について
兼六園の出入口「桂坂口」は、すぐそばに桂(かつら)の大木があることから、この名前が名付けられました。
桂坂口の向かいには、金沢城の石川門があり、多くの観光客が、兼六園の桂坂の出入口と金沢城の石川門を行き来しています。
桂坂口から徒歩3分のところには、石川県営兼六駐車場があり、石川県営兼六駐車場から桂坂口の途中には、お土産屋さんが並ぶ紺屋坂があります。
桂坂口のすぐ脇には、茶屋通りがあり、食事と甘味を楽しむことができます。
桂坂口の最寄の兼六園の観光スポットは、霞ヶ池との高低差を利用して作られた噴水です。噴水は、逆サイフォンの原理を利用して人工的に作られています。
桂坂口の最寄りのバス停は、「兼六園下・金沢城」です。
※兼六園の出入口「桂坂口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
蓮池門口について
兼六園の出入口「蓮池門口」は、兼六園の正門にあたる出入口です。
江戸時代、加賀藩主(前田家)には、現在、蓮池門口がある出入口を利用しいて、その当時は、蓮池御門と呼ばれていました。
江戸時代末期には、蓮池門の階段の上に、三十人組と呼ばれた役人の番所がありました。
蓮池門口近くの駐車場は、金沢市役所・美術館駐車場で、徒歩約4分です。(金沢市役所・美術館駐車場に一番近いのは、真弓坂口です。)
蓮池門口近くの兼六園の観光スポットには、夕顔亭、翠滝、伯牙断琴の手水鉢、竹根石手水鉢、獅子巌などがあります。
※兼六園の出入口「蓮池門口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
桜ヶ岡口について
「桜ヶ岡口」は、出入口近くに、桜の木が多いことから、この名前が付けられました。
桜ヶ岡口は、小さな料金所がある出入口で、あまり人通りはありません。
桜ヶ岡口を出たところには、金沢市が運営する「まちのり」というレンタサイクルがあります。
桜ヶ岡口近くの駐車場は、石川県営兼六駐車場で徒歩約4分のところにあります。(石川県営兼六駐車場に一番近いのは、桂坂口になります。)
桜ヶ岡口の近くの兼六園の観光スポットには、琴柱灯籠、虹橋、虎石、眺望台などがあります。
(桜ヶ岡口は、桂坂口まで徒歩2分です。桂坂の出入口が混雑している時に、桜ヶ岡口を利用するとスムーズに兼六園に入れます。)
※兼六園の出入口「桜ヶ岡口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
上坂口について
「上坂口」は、小さな料金所がある坂の途中の出入口です。
上坂口付近は、桜の季節には、たくさんの桜が咲く場所です。
上坂口の近くには、収容台数が10台ほどの小さな駐車場・上坂口パーキングがあります。
上坂口のすぐ隣には、食事処・甘味処の寿亭(ことぶき亭)があります。桜のシーズンには、店内からキレイな桜を眺めることができます。
上坂口近くの兼六園の観光スポットは、ヤマトタケル像、七福神山、雁行橋です。
※兼六園の出入口「上坂口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
小立野口について
兼六園の出入口「小立野口」は、小立野という場所にあることから付いた名前です。
小立野口の先には、加賀藩ゆかりの宝円寺(ほうえんじ)や天徳院(てんとくいん)があります。
小立野口の隣には、36種類の伝統工芸館が展示されている石川県立伝統産業工芸館があり、出入口の向かいには、石川護国神社があります。
小立野口から徒歩1分のところには、収容台数32台の兼六園上パーキングがあります。
小立野口近くの兼六園の観光スポットには、山崎山、沈砂池、龍石などがあります。
※兼六園の出入口「小立野口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
随身坂口について
兼六園の出入口「随身坂口」は、成巽閣に続くなだらかな坂の入口にある出入口です。
随身坂口の隣には、第13代藩主・斉泰が母の隠居処として作った成巽閣があり、
出入口の目の前には、金澤神社があります。
随身坂口から石川県立美術館まで徒歩2分、石川県立歴史博物館まで徒歩3分です。
随身坂口から
徒歩3分のところには、兼六園上パーキングがあります。(兼六園上パーキングは、収容台数32台です。)
随身坂口に近い兼六園内のスポットには、梅園、松の傷、銅像の台座石などがあります。
随身坂口の最寄のバス停は、「県立美術館・成巽閣」です。「県立美術館・成巽閣」バス停は出入口から徒歩1分のところにあり、兼六園シャトルバスのみ停車します。(城下まち金沢周遊バスは通らないので注意しましょう。)
※兼六園の出入口「随身坂口」については、下記別ページに詳しく記載しています。
作成日:2019年4月26日
更新日:2019年8月29日
更新日:2019年9月5日