蓮池門口の看板

兼六園の出入口「蓮池門口」は、江戸時代には、蓮池御門と呼ばれ、加賀藩主の前田家が利用していた出入口です。

江戸時代末期には、蓮池門の階段の上に、三十人組と呼ばれた役人の番所がありました。

現在は、あまり利用者は多くないですが、観光バスの待ち合わせなどで、利用されています。

以下に、蓮池門口について、詳しく紹介します。

蓮池門口について

蓮池門口
兼六園の出入口「蓮池門口」は、兼六園の正門にあたる出入口です。

兼六園ができるずっと前、蓮池門口前の瓢池や蓮池門口がある付近は、蓮の花が広がる湿地帯だったことから、蓮池と呼ばれていました。

兼六園は、5代目藩主・綱紀の時代に、瓢池近くに蓮池御亭(れんちおちん)と呼ばれた、お庭と座敷が作られたのが始まりで、蓮池門口や瓢池がある付近は、最も古い時代から存在する場所になります。

瓢池付近
江戸時代には、蓮池御門と呼ばれ、藩主がこの出入口を使用していました。

江戸時代末期には、蓮池門の階段の上に、三十人組と呼ばれた役人の番所があったそうです。

また、当時は、蓮池門に奥州白河藩主、松平定信(まつだいらさだのぶ)が書いた兼六園の扁額が飾られていました。

瓢池付近
蓮池門口を入った先には、兼六園の奥深い静けさ「幽邃」を表す松涛坂(しょうとうざか)があります。

蓮池門口のすぐ隣には、食事や甘味が楽しめる茶屋通りがあり、また、向かいには、老舗料亭・兼六園三芳庵があります。

※兼六園三芳庵の詳細はこちら↓

蓮池門口近くの駐車場

市役所・美術館駐車場
兼六園の蓮池門口の近くには、駐車場はありません。一番近い駐車場は、金沢市役所・美術館駐車場になります。

蓮池門口近くの兼六園の観光スポット

夕顔亭と伯牙断琴の手水鉢
蓮池門口近くの兼六園の観光スポットには、夕顔亭、翠滝、伯牙断琴の手水鉢などがあります。