山代温泉の古総湯

山代温泉の日帰り温泉スポット「古総湯」は、加水を一切していない、源泉かけながしの温泉です。

古総湯は、源泉かけながしということもあり、温泉の質が良く、しっとりと肌にまとわりつく感触があります。

私もかれこれ20回以上、古総湯を訪れていますが、身体の芯から暖まる、とても気持ちの良い温泉です。

古総湯の浴室には、九谷焼のタイルや、青・赤・黄色などの色ガラスが使われ、清潔感のあるオシャレな空間です。

休憩スペースには、無料の水とお茶が置いてあり、ゴロゴロしながら、のんびりくつろぐことができます。温泉たまごは、向かいの総湯で販売しています。

古総湯の料金や営業時間などは、基本情報に記載しています。

古総湯について

古総湯

古総湯は、山代温泉の共同浴場の一つで、日帰りができる温泉スポットです。

共同浴場とは言っても、関東などによくある、お湯を温めただけのお風呂とは違い、源泉かけ流しの温泉です。

古総湯がある山代温泉は、725(神亀2)年に、奈良時代の僧(行基)によって、発見された歴史ある温泉で、明智光秀も傷の治療のために、訪れています。

※山代温泉の歴史の詳細はこちら↓

古総湯の一番の特徴は、源泉に加水を一切していない、源泉そのままの温泉ということです。そのため、お湯が肌に、しっとりと馴染み、とても気持ちが良いです。

お湯は熱め(43度くらい)で、特に寒い冬には、身体の芯からじっくりと温まるのが体感できます。

古総湯は、源泉をそのまま使っていることもあり、湯船に浸かるだけの温泉です。シャワーや体を洗うスペースはないので、注意しましょう。

もう一つの共同浴場である総湯は、地元の人が多く入っていますが、古総湯は、地元の人は多くないので、観光客でも安心して、日帰り温泉を楽しむことができます。

古総湯の浴室

古総湯

※古総湯の浴室内は撮影禁止のため、「KAGA旅・まちネット」より画像の提供を受けています。

古総湯の浴室は、清潔感のあるオシャレな空間です。

上の写真でいうと、丸い部分が、源泉で、四角い部分が浴室になります。10人くらいが入れる大きさです。

古総湯の浴室の床のタイルには、九谷焼が2,000枚、浴室の壁下には、約1,000枚の染付タイルが使われています。

また、浴室の壁には、赤・青・黄・緑・紫の色ガラスが使われ、お風呂に入りながら、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

古総湯の休憩スペース

古総湯

古総湯の休憩スペースは、2階にあり、とても開放的で、気持ちよく過ごすことができます。

お座敷のスペースが、2面あって、それぞれ、約6名座れる低いテーブルが、2つずつ置いてあります。

古総湯

自動販売機は置いてありませんが、無料のお水とお茶が置いてあります。

古総湯

古総湯の休憩スペースからは、外の景色を眺めることができます。

古総湯

私も、古総湯にくると、休憩スペースでゴロゴロするのですが、質の良い温泉に浸かった後は、日頃のことは忘れて、ゴロゴロののんびり過ごすと、よりリラックスできますよ。


2019年7月11日、古総湯に行ってきたので、休憩スペースの動画を撮ってきました。

温泉たまご

温泉たまご

温泉たまごは、古総湯の向かいにある総湯の売店で、販売しています。

このたまごは、総湯の源泉に8時間付けたもので、1個から販売しており、その場で、食べることもできます。

温泉たまご

自分も2つ買って、家で食べてみました。市販のものより、味が濃くて、美味しかったです。

古総湯の基本情報

古総湯

【温泉名】古総湯(こそうゆ)
【源泉】「ナトリウム・カルシウム(一硫酸塩・塩化物泉)」と「カルシウム・ナトリウム(硫酸塩泉)」
【お湯の温度】43度くらい
【営業時間】6:00~22:00
【定休日】各月の第4水曜日6:00〜12:00まで(12:00以降は通常営業)
【料金】大人500円 中人(6才~11才)200円、小人(3才~5才)100円、3才未満は無料
【住所】〒922-0242 加賀市山代温泉18の128番地(総湯の向かい)
【電話番号】0761-76-0144

古総湯の地図

古総湯・訪問日:2017年~2019年にかけて、20回以上
作成日:2019年6月30日
更新日:2019年7月11日