温泉

山代温泉の泉質は、「硫酸塩泉(ナトリウム)・塩化物泉(カルシウム)」と、「硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム)」の2種類があります。

硫酸塩泉(ナトリウム)は、ナトリウム分を多く含み、血圧を下げたり、痛みを和らげる鎮静作用があります。

塩化物泉(カルシウム)は、食塩を多く含み、強い殺菌力と、痛みをやわらげる鎮静効果があります。

硫酸塩泉(カルシウム)は、カルシウムによる鎮静効果があり、高血圧症、動脈硬化症などや、打身、切り傷、ニキビなどにも良いとされています。

総湯

山代温泉の適応症を、まとめると下記の通りです。

※適応症は、温泉での療養を行うことにより、効果が出る症状のことです。

五十肩、打撲、捻挫、腰痛、切傷、冷え性、関節リウマチ、変形性関節症、軽い高コレステロール血症、軽い喘息、自律神経不安定症、うつ症状、睡眠障害、疲労回復、健康増進など。

泉質別の適応症は、「ナトリウム・カルシウム(一硫酸塩・塩化物泉)」「カルシウム・ナトリウム(硫酸塩泉)」ともに、切傷、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症。

総湯

山代温泉の禁忌症は、下記の通りです。

※禁忌症は、温泉への入浴や試飲によって、悪い影響を及ぼす可能性のある病気のことです。

風などで熱があるとき、活動性の結核、進行した悪性腫瘍、身体衰弱時、心臓や肺の病気、腎臓の病気、消化管出血、出血時など。

泉質別の禁忌症は、「ナトリウム・カルシウム(一硫酸塩・塩化物泉)」「カルシウム・ナトリウム(硫酸塩泉)」ともに、ありません。

作成日:2019年6月30日