兼六園の入園料金は、大人(18歳以上)310円、子供(6歳~17歳)100円、0歳~5歳は無料になります。

年末年始・桜開花の季節・お盆や、早朝の時間帯は、兼六園が無料開放され、入園料金は無料になります。

兼六園と周辺の観光スポットを利用する場合は、「兼六園プラス1チケット」を購入すると、入園料金が割引価格になります。

65歳以上の方、障害者の方、施設などに入所している方は、兼六園の入園料金が免除になります。

以下に、兼六園の入園料金について、無料開放日、早朝の時間帯、兼六園プラス1チケット、入園料金の免除について、紹介します。

兼六園の入園料金について

入園料金

兼六園の入園料金は、大人(18歳以上)310円、子供(6歳~17歳)100円、0歳~5歳は無料になります。

30名以上の団体の場合は、大人(18歳以上)250円、子供(6歳~17歳)80円です。

無料開放日

入園料金

兼六園には、年に何回か、入園料金が不要になる無料開放日が設定されています。

兼六園の無料開放日は下記のとおりです。

  • 年末年始(12月31日から1月3日)
  • 大晦日から元旦にかけては、夜間も開放されています

  • 桜開花後の1週間
  • 桜の開花は、毎年異なるため、気象庁が桜の開花宣言した後に、無料開放期間が決められます。この期間中は、18時から21時30分まで、園内がライトアップされます。

    2019年は、4月5日(金)から4月11日(木)までの7日間が無料開放され、この期間の入園時間は、7時から21時30分まででした。

  • 金沢百万石まつりの3日間
  • 金沢百万石まつりは、加賀藩祖・前田利家が、金沢の礎を築いた偉業をしのんで、毎年6月に開催されているお祭りで、この3日間は、兼六園が無料開放されます。

    2019年は、6月1日(金)から6月3日(日)7時から18時の間、兼六園が無料になりました。

  • お盆の期間(8月14日から16日)
  • 文化の日(11月3日)
  • 金沢城・兼六園のライトアップ期間
  • 金沢城・兼六園のライトアップは、定期的に開催されています。

早朝の時間帯

早朝時間帯

兼六園では、早朝の時間帯は入園料金が無料になります。

早朝の時間帯は、下記の通り時期によって異なります。

  • 3月1日~3月31日: 5:00~6:45
  • 4月1日~8月31日: 4:00~6:45
  • 9月1日~10月15日: 5:00~6:45
  • 10月16日~10月31日: 5:00~7:45
  • 11月1日~2月末日: 6:00~7:45

早朝の時間帯は、通常の営業時間(有料)の15分前までとなります。早朝の営業時間から続けて、兼六園に入る場合には、早朝の営業時間で一旦退園し、通常の営業時間内に再度入園する必要があります。

※営業時間については、下記別ページに詳しく記載してます。

兼六園プラス1チケット

兼六園プラス1チケット

兼六園には、兼六園ともう一つの観光スポットを、割引価格で利用できるチケット「兼六園プラス1」があります。

「兼六園プラス1」チケットは、兼六園の料金所で購入することができ、料金は500円です。

例えば、兼六園と金沢城の有料スポットを利用する場合、兼六園が310円、金沢城の有料スポットが310円、合計620円です。兼六園プラス1チケット500円を購入すれば、120円節約することができます。

「兼六園プラス1」チケットの対象となっている観光スポットは、6つ(石川県立伝統産業工芸館、菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門、石川県立美術館、石川県立歴史博物館、石川四高記念文化交流館、加賀本多博物館)です。

以下に、それぞれのスポットの概要を記載します。

石川県立伝統産業工芸館

兼六園のとなりにある観光スポットで、石川県に昔から伝わる、36種類の工芸品が展示されています。
※詳細はこちら↓

金沢城の菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門

金沢城公園の唯一の有料スポットで、敵の攻撃を想定し、工夫を凝らした櫓や、堅牢な門を見ることができます。
※詳細はこちら↓

石川県立美術館

石川県や加賀前田家ゆかりの古美術品や、石川県にゆかりのある作家の日本画、油彩画、彫刻、工芸品などが展示されています。
※詳細はこちら↓

石川県立歴史博物館

陸軍兵器庫として使用された赤レンガの建物が特徴的で、石川の歴史と文化に関連した展示品などがあります。
※詳細はこちら↓

石川四高記念文化交流館

兼六園の向かいにある記念館で、泉鏡花、徳田秋声、室生犀星等、石川県ゆかりの文学者の資料などが展示されています。

加賀本多博物館

加賀八家の一つだった、本多家の武具や書物、壺などが、展示されている観光スポットです。
※詳細はこちら↓

入園料金の免除

入園料金の免除

下記に該当する人は、兼六園の入園料金が免除となります。

  • 65歳以上の方
  • 公的機関が発行する運転免許証・保険証などの、年齢を証明できる証明書の提示が必要です。
    コピーでも大丈夫です。

  • 障がい者の方
  • 身体障害者手帳、精神障害保健福祉手帳、療育手帳の提示が必要です。
    介護者についても、1名まで入園料金が免除されます。

  • 学校行事等で利用する方
  • 小学校、中学校、特別支援学校(特別支援学校は高等部を含む)の行事について、兼六園入園願を学校長名で1週間前までに提出すると、入園料金が免除となります。

  • 施設などに入所している方
  • 生活保護施設、身体障害者更生養護施設、児童福祉施設または、老人福祉施設への入所者は、入所を確認できる書面の提示により、入園料金が免除となります。

  • 石川県民で県民観賞の日
  • 県民観賞の日(毎週土曜日と日曜日)に限り、石川県民で住所確認ができる証明書を提示した場合、入園料金が免除となります。
    自動車運転免許証、身分証明書、健康保険証、健康手帳、その他(石川県民であることが確認できるもの)

作成日:2019年4月12日
更新日:2019年8月25日
更新日:2019年9月1日

参考文献:
・はじめての兼六園、「入園料」
http://kenrokuen.org/entrance-fee/
(参照:2019/4/12)